1977-05-18 第80回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第11号
五月十二日、罹災者の救出後、札幌鉱山保安監督局では、現在までにマイナス六百メーター南八番坑道、マイナス五百十五メーター南八番坑道、二十五号昇り及び十八号昇り中段掘進の個所について、監督官による一通りの現場検証を終わりましたけれども、十八号昇り坑道については、崩落しておりますため、取り明けしてから行うこととしております。
五月十二日、罹災者の救出後、札幌鉱山保安監督局では、現在までにマイナス六百メーター南八番坑道、マイナス五百十五メーター南八番坑道、二十五号昇り及び十八号昇り中段掘進の個所について、監督官による一通りの現場検証を終わりましたけれども、十八号昇り坑道については、崩落しておりますため、取り明けしてから行うこととしております。
マイナス六百メーター南八番層坑道をさらに添層で進めていく切り羽が一つと、その途中から二十五号昇りと称しておりますが、添層で切り上がりをつくっております。これは断層の状態を把握するためにつくっている坑道でございますが、そういう二十五号の昇りがございます。それから、切り羽といたしましては十八号昇りの中段坑道、これも掘進中でございます。
○説明員(松村克之君) それからガスの状態でございますが、御指摘のようにこの付近は断層がございまして、したがいまして、いま申し上げました二十五号昇り等は断層の状態をチェックするための坑道というふうに御説明したわけでございますが、この付近はふだんからガスが出ますので、特別警戒地区といたしましてふだんから警戒を厳重にしていた地域でございます。
それで災害の起きましたときには、左一片の一号昇り、二号昇りの採炭を終わりまして、その奥の三号昇り、四号昇り、五号昇りの三つの昇りを採炭中でございます。 採炭個所の概況は、三ページから四ページの上に書いてあるとおりでございます。
○政府委員(橋本徳男君) たび重なる事故につきまして、まことに申しわけないと存じておりますけれども、空知炭礦につきましては、御承知のように七日九時三十分ごろでございますが、風道の二号昇りでハッパをかけました際に、ヘドロが流出いたしまして、それがハッパ係員並びに他の四名の作業員をのみ込んだのではないかということで行くえ不明となっておりました。
発生いたしましたのは三十九年三月三十日十時二十分、二坑の第二中卸巻き場の四号昇りにおきましてガス爆発が起こりまして、現場におりました八名が死亡をいたしました。この二坑は目下撤収作業に入っておりまして、撤収に伴う残炭の採掘をやっております甲種の炭坑でございます。